あいうべ体操

2021年1月03日

新年3日、福岡市のみらいクリニックの院長今井一彰先生を講師にお招きし、本年度初のオンラインセミナー「鼻のケアで免疫力up!」が開催されました。ライン・マイン友の会、ライン・ネッカー友の会、竹の会や「まほろば」の協力もあり、年明け早々にドイツ各地から83名が参加という盛会ぶりでした。

東洋医学にも精通する今井一彰先生は医療を川の流れに例え、起きた問題に対処する「下流医療」ではなく、病気にならない、医者を不要とするような「上流医療」が今後の医療の在り方であり、そのためのセルフケアの必要性を説かれました。セルフケアに大事なのは、病気の原因となる口呼吸ではなく、鼻呼吸です。鼻呼吸には有害物質をブロックし、冷えを防ぎ、乾燥を防ぐ効果があります。呼吸を鼻呼吸に変えていくための口の体操が「あいうべ体操」です。いつでもどこでもできる「あいうべ体操」は一日30回を目安に地道に続けると、舌力がついて自然と口を閉じることができるようになり、アレルギー性疾患、呼吸器の病気、うつ等の症状が改善するということです。詳しくはこちらを。

また、鼻のケアに欠かせないのが「鼻うがい」。ドイツでもNasenduscheといってドラッグストアや薬局で専用のキットが買えますが、鼻うがいを毎日行って上咽頭まで洗浄すれば、ウィルスが体内に入り込むことを防ぐという効果も期待できるとか。

コロナウィルスの感染予防が注目される今、非常に役に立つお話であったと大変好評でした。

みらいクリニックの今井一彰先生はYoutubeにも動画を定期的に公表されていますので、今日のセミナーを逃した方はぜひご覧ください。-> Youtubeチャンネル「みらいクリニック」

 

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