活動内容について

「文化を配慮した介護」というのは介護をしていただけるのでしょうか?

デーヤックでは介護そのものではなく、介護支援や介護予防、そのための日本語による情報を提供しています。介護支援というのは、在宅で介護を受けている方に、日本語で話し相手、料理や買物・散歩の付き添いなどをするものです。ご本人にとっては母語での会話や活動によって脳が活性化し、かつ気分転換となり、生活の質が向上します。また、ご家族にとって短時間ながらも息抜き、ご自分の用事をする時間ができます。また、各地の講演会では介護や認知症予防となるテーマを扱っています。

住んでいる場所には地区活動はありません。他の都市へは遠くて行けないので、近くで講演会を開いていただくことはできますか?

現在は冊子「ドイツで送る老後」の説明会、認知症サポーター養成講座(共に所要時間1時間半ほど)を全国で展開しています。交通のアクセスにもよりますが、冊子講演会は参加者15名ほどが見込まれる場合は出張で行います。地元にある日本人会や友の会との協力や共催も可能ですので、ぜひご相談ください。

訪問ボランティアに来てほしいのですが、条件はありますか?

現在、NRW州、フランクフルト市、ベルリン、ミュンヘンで、ボランティア講習に参加した有資格ボランティアの派遣を行っています。NRW州とフランクフルトは介護保険の支給対象となる日常支援ボランティアなので、要介護度がなければなりません。介護度1から利用は可能です。ベルリンでは、要介護度の有無に関係なく、支援を必要とする方は年齢に関わらず、利用が可能です。まずはご連絡ください。

入会について

会員になるメリットは何でしょうか?

会の催し物に無料で参加でき、会員限定のニュースレターで最新の情報を受けることができます。また、ホームページの「会員専用サイト」からは過去の講演資料やニュースレターを閲覧することもできます。 DeJaK-友の会は、会員でなくとも支援は惜しみません。しかし、会費収入にもとづいて全員がボランティアで活動しているため、入会していただくことは、趣旨に賛同して会の活動全体を支えていただくことを意味します。

会員になると活動に参加しないといけないのでしょうか?

いいえ、活動に参加する義務も、活動のお手伝いをする義務もありません。でももし、介護や医療に関する興味や知識がある、エクセルやパソコンが使える、ボランティア活動に興味があるなど、一緒に活動をしてくださる方がいらっしゃれば大歓迎です。

会費の支払い方法は?

会費の支払いは銀行振込、SEPAによる自動引落し、あるいはPaypalでの決算も可能です。入会時にSEPA自動引落しの手続きをすることをお勧めしています。支払いは毎年1月末日です。10月以降に入会された方の年会費は翌年の年会費として扱われます。

退会方法を教えてください。

退会される場合は、退会する旨を12月31日までに書面(お問い合わせフォーム、またはファックス等)でお知らせください。納入された年会費は退会日に関わらず、返金されませんので、ご注意ください。また、年会費の月割りも致しません。

ボランティアについて

ボランティアをしたいのですが、どのような可能性がありますか?

要支援者や要介護者の訪問ボランティア、地区活動の手伝い、催しの手伝い、ニュースレターへの投稿など、さまざまな形でボランティアをすることは可能です。また、「こんなことをやってみたい」とお声をかけてくださっても結構です。 定期的な訪問ボランティアとなる方は合意書に署名をいただき、ボランティア中は会の損害賠償保険が適用されます。

訪問ボランティアは、誰でもできますか?

特別の職業経験や資格は不要です。大事なのは定期的に時間が取れること(目安は週に1時間)、最低1年間は活動できる方です。ベルリン、フランクフルト、ミュンヘンでは地元のボランティア団体と提携していて、そこでまず、ドイツ語による30~40時間のボランティア講習に参加していただくことも条件です。講習後はそれぞれのセンターに登録され、ボランティアコーディネーターとデーヤックの担当の下で、訪問していただくことになります。他の地区でボランティアをご希望の方は、ご相談ください。