2019年10月01日

「デジタル遺品/Digitaler Nachlass」 という言葉を聞いたことはありませんか。生前整理の必要性がマスコミで盛んに取り上げられる日本では、デジタル遺品整理を専門とす る業者も数多く出てきました。デジタル遺品というのは、持ち主の死後、遺品となったパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器に残されたデータやインターネット上の登録情報のことです。これらの個人情報は 故人がパスワード情報を残していなければ、遺族がデータ消去手続きをできないばかりか、友人知人の連絡先をスマホやパソコンなどのデジタル機器にしか保存して管理していない場合には、残された家族が知らせたい人に連絡を取ることすらできません。このため、自分の死後に個人データがどうなるべきか、生前から考えて行動しておくことが大事です。ドイツでは消費者センターが生前にしたためておく委任状Vollmachtをすすめています。詳しくは、10月発行のニュースレターをご覧ください(会員専用)。このような話題に加え、「医者への上手なかかり方」、各地の活動報告を満載しています。

 

コメントをお寄せください

  • コメント入力欄


    ※投稿いただいたコメントはチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。