この活動は終了しました。
活動概要
【開催中止】新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、本講演会は中止とさせていただきました。
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「病は気から」と言われる通り、異文化の中の日常生活のストレスから、病気になることは多々あります。そして医者にかかっても、思うようにコミュニケーションが取れないだけではなく、希望する治療をしてもらえなかったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。それは実は文化の差だけではなく、ドイツと日本の医療のしくみの違いから来るものでもあります。
司会: 柏原誠(JAMSNETドイツ)
冒頭の挨拶: 松田賢一公使(在ドイツ日本国大使館)
講演
第1部「心の健康:ストレスとの上手なつきあい方」(嶋崎惠子/臨床心理士・公認心理師)
日々、生活していく中で、ストレスを感じることは、誰にでもあること。適度なストレスは生活にメリハリを与えてくれて、健康な生活の助けにもなります。ですが、強いストレスを感じたままの状態が続くと、心身の不調を招くことがあります。特に海外生活では、言葉や文化の違いが、ストレスを増幅させることもあるかもしれません。心と身体の関係や、ストレスとの上手なつきあい方に目を向け、セルフケアのヒントについてお話します。
第2部「なるほど、日本とドイツの医療のしくみの違い」(馬場恒春/内科医。ノイゲバウア‐馬場内科クリニック、JAMSNETドイツ代表)
ドイツで診療を受けた時に「日本ではこうだったのに?」と戸惑うことがあります。公的保険が使えない薬、プライベート保険でカバーされない検査、入院日数が短い、抗生物質が出ない… 等など。日本とドイツの医療の違いにはそれぞれ納得の理由と背景があります。今回は「ドイツでは何故?」の幾つかの疑問に答えていきたいと思います。
第3部「ベルリンで困ったときの相談先」(シュペネマン望/DeJaK友の会代表)
こころの病気から精神的・身体的な不調が現れた場合、精神科の医者にかかったり、心理療法を受けたりすることは可能です。何らかの事情でお医者さんにはかかりたくないという方、あるいは、夜間に悩みを打ち明ける相手が欲しい方には、電話や対面で専門家のカウンセリングを受けるという選択肢もあります。このようなベルリンの支援制度、日本語によるサポートの可能性をご紹介します。
参加ご希望の方は,氏名、所属(職業)、連絡先(メール及び電話番号)を明記の上、mail@dejak-tomonokai.de (件名「ベルリン講演会」)かTel 0173 217 5058に3月29日までにお申込みください。参加は無料です。尚、大使館入館の際、身分証明書の提示が必要ですので、お忘れなく。
案内のチラシはこちらから。
主催
DeJaK友の会
邦人医療ネットワークJAMSNETドイツ
共催
在ドイツ日本国大使館