ドイツ全国

レッツトークカードで自分のことを知る

去る9月28日、デュッセルドルフの日本クラブで第1回デーヤック全国大会が開かれました。午前の部では日本エンドオブライフケア学会理事長の長江弘子先生を講師にお招きし、「かたろう~自分らしい生き方~」というタイトルでお話をしていただいた後、レッツトークカードを使って、自分が何を大切にして生きたいか、参加者同士で語り合いました。

自分のことというのは、わかっているようで案外知らないもの。自身にあらためて問いかけ、「今の自分にとって大切なこと」を明らかにしておくことは、とても重要です。医療やケアが必要になった時、自分は第一に何を望むのか。自分の信念や価値観、希望などをケアしてくれる人に伝えておくことが、最期まで尊厳をもって人生をまっとうすることにつながります。