2021年9月03日
「遠隔介護」、あるいは「遠距離介護」という言葉は近年よく聞かれます。実家の親が要介護になり、遠く離れた町に住む息子や娘が遠くから介護やサポートをオーガナイズすることを指します。同じような現象は日本だけではなくドイツにもあり、頻繁に親元へ帰れない距離に住む子にとって、親の介護は深刻な問題です。ドイツに住む私たちの場合は、自分の親が日本にいて病気で入院したり、介護が必要になったりしても、すぐに飛んでいくことはできません。コロナ禍の入国制限で、日本との距離は拡がる一方です。
このような問題を抱えて海外に住む日本人はドイツだけではありません。親に何かあった時、あるいは今から情報を集めておいて備えておくことはどこの国に住んでいても大切なことです。アメリカに住む森山陽子氏は、海外に住んで日本に高齢の親をもつ日本人のために『遠隔介護ハンドブック』(2017年)を執筆されました。この度、デーヤック友の会の遠隔介護AG*の企画で、森山氏をご招待してのオンライン講演会を開催します。
日本の親のことは心配なもの。でも・・・
- 海外からできることって?
- 日本の介護保険ってどんなもの?
- 今から準備できることってあるの?
- 「いざという時」どうすれば?
(出典 http://wise-leadership.com/aboutbook)
こういった疑問にご関心のある方はぜひご参加ください。
日時: 9月25日(土)18時30分より20時
(1時間の講演+30分ほどのQ&Aを予定)
定員: 40名
参加費: 10ユーロ(今回は、DeJaK−友の会会員、非会員とも)
お申し込みはこちらから。(締め切り9月20日)
お申込みフォームより具体的な質問も受け付けております。
お支払い: PayPal またはドイツの銀行口座をご利用いただけます。
* 2021年11月1日追記:当会の「遠隔介護AG」は、名称を「遠距離支援・介護AG」と変更いたしました。
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