ベルリン

高齢者の防犯対策

9月のふらっとサロン(ベルリン)では、警察官OBのHankeさん(70)をゲストにお迎えして、「高齢者の防犯対策」について勉強会を行いました。

若い警官よりシニアが話した方が説得力があるということで、警察が提供するこの「Seniorensicherheit」というテーマの講義は、ボランティアの退職警官で成り立っているそうです。

今回は、「訪問による詐欺・窃盗」の最新手口、「今、事故に遭って……」という緊急電話を装った詐欺、およびスリの手口について、お話を伺いました。

安全対策の鉄則は、

★知らない人を決して家に上げない。修理点検など、予告なしに来る業者は絶対にいない! 

★うっかり家にあげてしまうと、プロはどこに金品があるか瞬時に見抜くそうです。二人でやってきて、一人が話し相手になっている間にもう一人が物色、という手口が多いとのこと。

いざという時のために、「オレオレ詐欺、あるいは警官を装った詐欺ではないか」チェックするシートや、「知らない人は家に上げない」というドアノブにかけておくプレートが、参加者に配られました。

警察の「高齢者の防犯対策」ページ(ドイツ語)