ハンブルクのザンクト・パウリ界隈の賑わいから、一歩このお店の中に足を踏み入れると、「え？ここは日本？」と目を疑うような別世界。美術館や博物館の陳列とは違うアットホームな雰囲気に包まれた店内は、私たち日本人がホッとする場所ともなっています。創業1977年、店主のヴィルデンハーン 瑞樹（みずき）さんは、現在97歳の現役です。戦後まもなく渡航された店主個人の、祖国への思いが凝集された空間は瑞樹さんのご丁寧な対応、そして落ち着いた店内の居心地よさもあって、つい長居をしてしまうお店です。
97歳まで現役で活躍しながら、同世代の方々をつなげてきた瑞樹さんがチームオレンジパートナーとなってくださったことは、光栄の限りです。